Hikotaのバルサ考察ブログ

主にFCバルセロナが好きです。他サポの方大歓迎です

【考察】23-24シャビバルサを考える 現状分析編

こんにちは!Hikotaです。

22-23シーズンも終わりました。CL優勝はマンチェスター・シティでした。おめでとうございます。ペップにとってはバルサでの10-11シーズンの戴冠以来の欧州王者奪還となりました。まだまだ遠いですけど、またバルサにもビッグイヤーを掲げる日が来たらいいなあと思うばかりでした。

さて、クラブレベルでは欧州サッカーはオフシーズンに入った今、移籍市場も過熱してきました。23-24シーズンに向けて各クラブが精力的に動いています。その中で、バルサの動きはどうなんだというところを記事を数回に分けてまとめたり論じていきたいなと思います。

最初に断っておくと、僕は財務関係のことも、移籍関係の情報についても超ド素人です。なので、まああくまでファン目線でこーだなーあーだなーということを書くだけです。という前提で読んで頂ければと思います!ではどうぞ!

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前回記事はこちらから!!

 

大前提:売却無くして獲得なし

「何をするにも選手の売却が先」。今夏のバルセロナの動向を考える上で、まずはここを押さえておきたいところです。

近年のバルセロナといえば、良くも悪くもお金関係で目立ってきました。ウスマン・デンベレフィリペ・コウチーニョアントワーヌ・グリーズマンを費用対効果度外視で乱獲し、移籍市場をかき乱してきたと思えば、当然の帰結と言うべきかコロナの影響もあって見事に財政破綻

チームの象徴たるリオネル・メッシとは新契約が結べず退団。バルトメウ時代に法外な契約を結んできた重鎮たちに給与の減額、放棄をお願いする日々が続きます。リーガが定めるクラブのサラリーキャップがマイナスを記録する異常事態は世間の失笑を買いました。

そんな状況の中で昨季は「レバー」を引きまくることで大型補強を敢行。未来の資産と引き換えに総額1億5000万€を費やして、ロベルト・レバンドフスキ、ジュール・クンデ、ラフィーニャを獲得しました。

しかしながら今季はそのレバーも使えないようです。給与の枠も未だ空いていないようなので、今夏はまず余剰人員を売却するところかスタートという状況です。まずはその前提を忘れてはいけません。

 

22‐23シーズンの振り返り

ここまでの前提を踏まえて、話を進めましょう。まずは現スカッドを分析してみましょう。

以下が22-23シーズンのスカッドになります。

22-23シーズン最終スカッド(公式戦プレータイム順)

主力として計算されていたのはプレータイム2000分以上の12名でしょう。今季はプレータイムの偏りが多いシーズンでした。層が薄いので仕方のない部分もありましたが、誰か1人欠けると途端にチームの性能が落ちてしまうスカッドと言えるでしょう。それこそ主力級が2枚揃っているのはラフィーニャデンベレが揃う右WGくらいなものでした。

最終陣形は、以下の形です。

22-23最終陣形

シャビはシーズンを通してバルサ伝統の4‐1‐2‐3の布陣を採用。シーズン当初はマンチェスター・ユナイテッド行きを拒否したフレンキー・デ・ヨングが冷遇されていたこともあり、両翼に純粋なウィンガー(主にデンベレラフィーニャ)を置く形が主流でした。

このやり方は同格以下の相手には成果を上げ、勝ち点を積み重ねていきました。が、肝心のビッグマッチ(対バイエルン・ミュンヘンインテル・ミラノレアル・マドリー)で前半戦は一勝も挙げられず。ここでシャビはフレンキー・デ・ヨングを再びチームの中心に戻し、「4人のMFシステム」を導入したわけです。

そこからの経緯はnoteにまとめたので是非。

note.com

この「4人のMFシステム」は額面上は4-1-2-3にカテゴライズされますが、ボール保持時は左ウイングのガビが中盤化し、左SBのバルデがウイング化する左肩上がりの形になります。3‐2‐2‐3のシステムはシャビがアル・サッドでの監督時代に採用していたシステムだそうです。まさにシャビが一番やりたかったことだったのかもしれません。

「4人のMFシステム」ボール保持時

この形で戦い始めたバルセロナは息を吹き返します。ガビ不在で迎えたCL5節バイエルン戦こそ落としたものの、マドリーと対戦したスーペルコパ決勝で3‐1の完勝。シャビバルサに初タイトルをもたらしました。セビージャやアトレティコといった難敵にも勝利し、リーが優勝を確固たるものにしました。極めて順調だったわけですがペドリの負傷によりその後は苦しくなりました。

4人の中盤の選手を起用するメリットは、配置のバランスが是正されたこと。そして中盤中央に4人の技術の高い選手が揃うことによって保持の部分が安定したことです。

オープン化を狙うあまり保持の局面が手詰まりになりがちな現状のシャビバルサにおいては、最も上手くいくシステムでもあることに疑いはありません。来季もこれを続けるのかどうかというのは1つのポイントになってきそうです。

 

来季に向けた3‐2‐2‐3システムの問題点

上手くいった3‐2‐2‐3への可変システムですが、問題点が3つほど噴出します。

1つ目は主力の4人ではないと一気に機能性を失うという点。ペドリ抜きで勝利した後半戦リーガクラシコは代役のセルジ・ロベルトのハイパフォーマンスで何とか穴を埋めましたが、ペドリに加えてフレンキー・デ・ヨングまでも起用できなかったコパクラシコ2ndレグでは0‐4の大敗を喫しました。

ブスケツが去ることはもう確定しているので、来季は今季のやり方と同じでいいのか?という部分は見直さなければならないかもしれません。

「4‐1‐2‐3→3-2-2-3」の可変の2つ目の問題点としてはバルデの左WG化。今季飛躍を遂げ、公式戦で6アシストを記録したバルデですがウイングとしては引き出しが少ない感が否めません。縦へのスピードは目を見張るものがありますが、アジリティが高いわけではなくどちらかといえばロングスプリンタータイプだと思います。

「高い位置でボールを受けて1on1を挑む」というシーンが通用しているのは格下相手の試合です。低い位置から長い距離をドリブルで持ち運ぶプレーの方にむしろ魅力を感じます。元WGということもあり当初は守備に不安がありましたが、むしろそちらは上手くやっていたので、来季はより低い位置でプレーさせるというプランもあるかもしれません。

サイドバックのウイング化は数年前までトレンドだったかと思いますが、縦への移動距離が長い分、可変コストが高いという弊害があります。トランジションのことを考えると基本的な「非保持時→保持」の可変は最小限の移動にするのが最近の流行りになりつつあるような気がしています。

3つ目はクンデのCB希望。報道ベースではありますが、クンデがシャビにCBで起用することを直訴したようです。今季は本命不在だった右SBのレギュラーとしてバリバリ稼働してくれましたが、やはり本職でやりたい気持ちは大きいようで。

シャビは"everything is fine"と言っていますが、さてこれはどのような形でfineにするのでしょうか。新しいレギュラー右SBを獲得し、クンデをCBに専念させる。もしくは3バックという線も考えられます。最初から3‐2‐2-3ありきでスカッドを組むというプランは面白いかもしれません。

クンデとフレンキーのダブルリベロという個人的好みの形はどうでしょう!

個人的な願望と妄想

ま、気がついたら来季も元気に右SBをやらされているクンデの姿が1番現実的かもしれません笑

 

まとめ

ここまでをまとめます。来季に向けた方向性で個人的に考えたいのは、

1,来季も4人のMFを継続するのか?

2,ブスケツの代役の3列目は誰になるのか?

3,バルデのプレーポジションを調整するのか?

4,クンデのCB希望とどう向き合うか?

の4点です。この辺りが戦術的にかなり重要になってきそうではあります。

これ以外の問題点としては、

5,レバンドフスキの控えの確保

6,デンベレラフィーニャの共存に再チャレンジするか?

編成的にはこの辺りも大切になってくるでしょう。

 

今回はここまで!次回は人員整理の部分から書いていきます!是非お読みください。

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最後までお読みいただきありがとうございます。