Hikotaのバルサ考察ブログ(仮)

主にFCバルセロナが好きです。他サポの方大歓迎です

【リハビリ企画】ボルシアMGボール保持時(フライブルク戦)

こんにちは!さてさて、今回はブンデスリーガの試合について書いていきたいと思います!僕が最後に書いたレビューはなんと3月2日のクラシコ。約3か月レビューを書いていないんですね笑

www.footballhikota.com

リーガの日程が明らかになりまして、バルセロナの再開初戦は日本時間で6月14日の早朝5時に決定しました。ワクワクが止まりませんね。その一方、レビューを3か月書いていないので、始まってからレビュー書けるのかな・・という不安もあります笑。ということで、リーガ再開に先駆けてブンデスリーガの試合の分析に挑戦してみたいと思います!

こちらのツイートにも記した通り、ブンデスリーガではボルシアMGの試合を追ってみることにしました。ただ、普段はブンデスリーガ全く視聴していないので(これを機にスカパーオンデマンドに加入しました!)、正直全く知識はありません。ボルシアMGの試合は2試合見ましたが、フライブルクは全く観ていないのでクオリティには自信がありません!と保険をかけておきますね笑。

データはこちらを参照しています。

https://www.whoscored.com/

https://fbref.com/en/

 

■スタメン

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ホームのフライブルクは現在8位。上位のボルシアMG相手に、前節と同じくオーソドックスな4-4-2で挑みます。正直、何人かの選手の名前を知っているくらいなので、新鮮な気持ちで観れます笑

お目当てのボルシアMGも前節と同じく4-2-3-1の基本布陣とします。こちらは2試合観たので流石に主力選手の名前と大まかなプレースタイルくらいは覚えました笑

 

ボルシアMGの特徴

さて、このレビューはがっつりボルシアMG目線で書いていきます。フライブルクのことは正直、あまり分からなかったので笑。今回はボール保持編です。

ボルシアMGは基本的に、ショートパスでのビルドアップを好みます。キーパーのゾマーにもその意識が徹底されており、基本的に状況が悪くなければ、彼はショートパスでのビルドアップ開始を試みます。ただ、データを見ると今季の平均ボール保持率は51.8%。これはリーグ5位の数字です。引き出しが多そうなチームなので、必ずしもボール保持に拘っているわけではないのかもしれませんね。相手によって変わりそうな気はします。

後方では2CB+2ボランチがユニットを組み、ボールの前進を試みます。この時の特徴として、2CBの距離はさほど遠くはありません。ここはネガティブ・トランジションへの予防でしょうか。2ボランチは1人が真ん中、1人がどちらかのサイドのハーフスペースという配置になっていることが多かったです。4人が平行四辺形のような配置を取るイメージです。時間帯によってはホフマンが右CBのギンターの横まで落ちてビルドアップに深く関与していました。

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平行四辺形のような配置

ホフマンとノイハウスのボランチは立ち位置こそ入れ替わりしますが、役割分担はわりとはっきりしています。ホフマンはこのチームにおいて右CBのギンターと並ぶ配給役。長短のパスで展開する人です。特に左サイドへのサイドチェンジはリズムチェンジの一手でした。この試合ではロングボール11本中10本を成功させています。

ノイハウスは恵まれた体格を生かし、頻繁に前線に駆け上がり崩しの局面に関わるシーンがよく見られました。彼にはこの試合決定機が2回。キープ力もあり、意欲的な印象は受けましたね。若い選手なのでここから楽しみな選手です。

SBは初めからべらぼうに高い位置を取るわけではありませんが、サイドのレーンは彼らに任されている場面が多いですね。彼らの鋭いクロスからゴールに繋がりそうなシーンは何度かありました。ホフマンが低い位置で捌く分、彼らが内側に入ってビルドアップに参加することはほとんどありませんでした。

そして前線4人のユニット。ここがボルシアMGの面白いポイントですね。一応4人はポジションが決まっていますが、ここは頻繁にチェンジします。

 

■シュティンドルとテュラム

鍵を握るのはトップ下のシュティンドル。彼はボール保持時、トップ下のポジションを頻繁に離れ、あらゆる場所に顔を出します。ノイハウスやホフマンの横まで降りて、ボールを引き出したかと思えば、次は相手のボランチの裏の危険なスペースに顔を出します。彼が疲れを知らず、動き回ることでボルシアMGはピッチ上の至る所で数的優位が作りやすくなっています。

この試合では、前線の4人の中で断トツのボールタッチ数70回を記録し、よくボールに絡んでいる裏付けがデータでも取れます。でもこれって単にボールを受けに下がり過ぎているだけの選手でも同じようなデータが出そうですよね。シュティンドルは、というかボルシアMGはそうではありません。

ボルシアMGの共通意識として、「選手Aがスペースを離れ、そのスペースを選手B、Cが突く」というのが徹底されていると僕は感じました。シュティンドルやCFのプレアは頻繁に真ん中のポジションから移動します。その際に、サイドハーフテュラムやヘアマンは斜めへランニングをかけ、中央を陥れます。この動きをスムーズにやるからこそ、相手は混乱します。

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ポジションチェンジのイメージ

シュティンドルやプレアにCBが必要以上についていけば、彼らが空けたスペースをスピード豊かなテュラム、ヘアマンに突かれることになります。逆にポジションから離れる彼らを自由にすれば数的不利になった中盤は簡単に破壊されてしまいます。一見無秩序に見えるポジションチェンジですが、きちんとルールはあるようですね。あくまで4人の中で入れ替わることはあっても、SBやボランチはポジションを守る傾向が強いですし。

シュティンドルは(少なくとも僕が見た試合では)、単独突破が得意でゴールを量産するタイプではないように思われます。今シーズンは先発が少ないこともあってか、6ゴールのみです。しかし、彼のように円滑にチームを回す潤滑油のようなトップ下こそ今の時代に求められているのかもしれませんね。

そしてもう1人キープレイヤーをあげるなら、左サイドのテュラム。あのリリアン・テュラムを父に持つ22歳の有望なアタッカーです。彼は恵まれたフィジカルが特徴で、スピードと上背を持ち合わせる稀有な存在です。192㎝の彼は当然、制空権も握ることができます。

今季のブンデスリーガにおいて、彼の空中戦の勝率は60.3%。これはFW登録ではバス・ドストに続く第2位の記録です。チームとして彼の個性を活かさない手はありません。先述した通り、ボルシアMGはショートパスを基調としたビルドアップを志向していますが、変化をつけたいときや、詰まった時はテュラム(またはプレア)へのロングボールを選択します。

テュラムは基本左サイドの選手なので、空中戦の多くは右SBとのマッチアップになります。CBに比べると、SBの選手は空中戦にさほど強くない選手が起用されるケースが多いと思います。テュラムのような大柄な選手と一般的なSBとでは明らかなミスマッチが生まれてしまうのです。

勿論、戦術として敢えてサイドに空中戦に強い選手をぶつけ、そこで優位性を取るやり方はあります。リーガだとラウール・ガルシアが分かりやすい例ですね。しかし、テュラムが凄いのは空中戦でも強さを見せながら、サイドの選手としてもしっかりと機能している点にあります。これはいそうで中々いないタイプの選手です。ちなみに彼の今季のブンデスリーガでのドリブル成功数は、アタッカーではサンチョ、コスティッチに次ぐ3位です。

ボルシアMGに限らずですが、ショートパスを主体としたいチームほど、ロングボールを上手く使う必要性があるのです。なので、ロングボールの逃げ道がちゃんと確保されているのはグッドですよね。そしてここはバルサの課題だったりします。

ロングボールもそうですし、右サイドのライマーやヘアマンからのクロスも、左から192㎝の大男が飛び込んできたら恐怖でしかありませんよね笑。ということでボルシアMGにとってクロスは大きな武器になっています。というかクロスに対して4人、5人が飛び込むシーンも珍しくないという・・・笑。あとはノイハウス、シュティンドル、プレアが絡んで中央を崩すシーンも見られますね。

 

■試合雑感

流石に試合に触れないわけにはいかないので笑。試合はやはりボルシアMG優勢に進みます。フライブルクはボール非保持時はオーソドックスな4-4-2、保持時はサイドハーフが絞り、サイドバックが前に出る2-2-4-2の形を取ります。

4-2-3-1対4-4-2の対決で起こりがちなのは4-2-3-1側のダブルボランチとトップ下の3人を、どうやって4-4-2側が監視するの問題。フォワードが落ちるのか、CBが出てくるのか、SHが絞るのか。フライブルクはちょっとここが中途半端でした。2トップは結構2CBにプレッシャーをかけているのですが、その場合後方で2ボランチかシュティンドルはフリーに。

ボランチの2人は神出鬼没のシュティンドルが気になって、深い位置までホフマンとノイハウスを追えません。パスコースを潰したと思ったらテュラムへのロングボールで逃げられる。ということで、前半はかなりボルシアMG側が良いようにボールを回し、ゲームをコントロールしました。11本のシュートを放ち、ビッグチャンスは3回作りました。ここで決め切れなかったのは痛いですね。

フライブルクボルシアMGの攻勢に対してラインを下げざるを得ません。ただ、4バックはペナ幅を守っていることが多く、中盤ラインもプレスバックを怠らなかったので、あまりクロスに対して中が手薄にならなかったのは良かったポイントですね。CBの選手も粘りを見せ、何とか得点を与えずに前半を0-0で折り返します。中でもフライブルクのCB、リーンハルトはちょっと気になりましたね。

後半に入ると、フライブルクの守備がある程度整理され、前半よりもボルシアMGのビルドアップを制限するようになりました。当たり前のことなんですが、プレスバックサボらないですよねー。粘ったチームには良いことがあるよってサッカーの神様が言わんばかりでした。58分、直前に投入されたばかりのペーターセンがFKからヘディングを叩き込み、フライブルクが先制に成功します。

CL出場権獲得に向けて絶対に負けられないボルシアMGは、ひとまず追い付きたいところですが、ここでアクシデント。CFのプレアがこの試合2枚目のイエローカードをもらい、退場処分に。2枚目に関しては左SBのベンセバイニのパスが短くなったところを慌てて反応して相手選手を踏みつけてしまったので、仕方のない部分はありますが、1枚目がいただけない。

プレアが前半に受けたカードは、早い時間帯(しかもチームは優勢で0-0だったのに!)に審判の判定に不満を露わにし、ボールを蹴り上げてもらった全く不必要なものでした。これは本当に勿体ない退場でしたね。残念。

10人になったボルシアMGにビハインドを跳ね返す力は残っていませんでした。むしろ2失点目を献上してもおかしくない展開の残り時間。フライブルクの方がインターバルが長かったので、もしかするとコンディションの差もあったのかもしれません。結局試合は1-0でフライブルクの勝利。4位以内を目指すチームにとっては手痛い敗戦となりました。

 

■まとめ

多分、僕のブログを読んでくださってる方の多くはバルサ好きな方だと思うので、この記事読んでも試合観てないからピンとこない!という方は多いと思います。逆に普段ブンデスを追っている方がこの記事を読んでくれたら、何を的外れな・・と思われるかもしれません笑。何かおかしな点がありましたら、ぜひぜひご指摘ください。

この試合は負けてしまいましたが、正直、ボルシアMGは面白い!見てて色々参考になることが多くて勉強になります。僕当初はライプツィヒレバークーゼンを追う予定だったので、勧めてくれた人に感謝ですね。

さて、次は恐らくバルサのマッチレビューの記事になりますかね!ボルシアMGの分析ももう少し深めたいところですが(というか今回ボール保持しか書いてない・・)、スカパーオンデマンドの視聴期限が3日ってかなり厳しいよ・・笑。ということで、もしかしたら記事を書く余裕はないかもしれません。残り4試合は必ず観ますが!感想は多分Twitterに流すので、興味があれば、是非!

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。