Hikotaのバルサ考察ブログ(仮)

主にFCバルセロナが好きです。他サポの方大歓迎です

【考察】#ValverdeOUTに潜む希望と危険。

昨日のエイバル戦を持って、18-19シーズンのリーガ・エスパニョーラは全日程が終了しました。シーズン総括記事はコパ・デル・レイの決勝後に出そうと思っていますが、非常に評価するのが難しいシーズンになってしまいましたね。あのリバプール戦がなければ…。言っても仕方ないんですけどね。

今回はいつもの考察記事とは違い、シーズン終わって、率直な僕Hikotaの気持ちを綴ってみたいと思います。まあいつも主観全開の記事書いていますので、普段と特別変わらない記事になる可能性大ですが、ご了承ください笑。テーマはズバリ、「#ValverdeOUT」です。

僕、Twitterバルセロナの公式(英語版)をフォローしているんですが、今そこのリプ欄見てみるとすごいですよ笑。今朝エイバル戦のマッチレポートのリプの98%くらいは#ValverdeOUTのハッシュタグが使われていました。それだけ海外ファンのバルベルデに対しての風当たりは本当に強いようです。日本でもバルベルデの解任を望む声が大きくなってきたように思えます。

 

▪️切っても切り離せないメッシとプレースタイル

Q.もし来シーズン、美しいサッカーとメッシの活躍、どちらかしか観られないとしたらどちらを選びますか?

突然の質問、すみません。これは1つの極端な問いですが、バルサファンはこのジレンマから逃れることはできません。この「美しいサッカー」という危険なワードをどう定義するのかは人によって違うと思いますし、ここではそこは一旦無視します。ま、大体のファンが「高いポゼッション」だったり「華麗なパスワーク」のようなワードが頭に浮かんでいるかと思います。

「いや、待ってよ、そもそも何でメッシの存在と美しいサッカーは共存できないのが前提なの?」「ペップバルサではメッシはパスサッカーの中で活きていたじゃないか」そういう声が聞こえてきてもおかしくはありません。そして、バルベルデの退陣を望む人の多くはペップバルサの再現を求めていると思います。

ここで僕の主張を明確にしておくと、ペップバルサは最早並ぶことができないほどの奇跡のチームでした。どういう因果なのか、シャビとイニエスタ、そしてメッシが同じチームにいるとは…。ペップバルサの何がどうすごかったのかは別記事でまた触れますが、中途半端なペップバルサの焼き直しでは決してメッシは輝きません。

僕たちはバルセロナでの異次元の活躍とは対照的にアイデンティティを著しく欠いたアルゼンチン代表で苦しみ続けるメッシの姿も見てきました。メッシはどのような状況でも100%の力を発揮できる選手ではありません。大切なのは如何にメッシを「気持ち良くプレーさせる」ことができるかどうか。極端な話、近年のバルサの戦術(グアルディオラのそれさえも)はメッシを最大限に活かすためのツールに過ぎませんでした。

チーム状況とトレンド、メッシの状態・進化を考慮しながら、各監督はメッシのための戦術を築き上げてきました。グアルディオラのファルソ・ヌエベ(偽9番)、エンリケのMSNと偽ウイング、そしてバルベルデの4-4-2。誰もが知っているようにメッシはもう10年以上トップフォームを保っていますから、その試みは上手くいっていると表現してもいいでしょう。

 

▪️正直な気持ち…

僕がバルベルデの続投を支持しているのは、現チームに適したメッシシステムを構築し、選手から一定の信頼を得ているからに他なりません。しかし、読者の皆さんが僕をバルベルデ続投派と考えているならそれは大きな誤りです。僕はあくまで「メッシ信者」なのです。

いやほんと、小柳ルミコさんを馬鹿にできないですね笑。こんなこと言うとミーハーっぽくて嫌ですが、僕メッシの大ファンなのですよ、結局。

僕も高校生までは「なんでパス繋がないんだ!」とか「アイデンティティの崩壊だ!」なんて試合観ながら喚いていました笑。しかし、大学に入って様々な戦術、サッカー論を学んで改めてメッシの偉大さに気がつきました。矛盾するようですが、僕は「組織的な守備」だったり「チームプレイ」だったりの言葉が大好きです。そして、それらを全て無に帰すメッシは絶対的な選手だと考えているのです。

メッシのためならチームが犠牲になってもいい。と言ったら言い過ぎですが、それに近い思想は持っています笑。どうです、危ないでしょう?笑 でも、少なくとも今のバルサはそのように形作られていると思います。

これも何回も当ブログでは申し上げていることですが、僕は今のバルサのサッカー、決して好きではありません。僕はTwitterなどのツールで感情をぶつけるのは絶対嫌な人間なので、伝わっていないと思いますが、結構家では試合観ながらボロクソ言ってます笑。あまりに試合内容にイライラして持っているものを投げつけることもあります。

でも、それでもメッシのプレーを毎週観れることは幸せなことです。エイバル戦も目を背けたくなるような試合内容でしたが、メッシは素晴らしい2ゴールを奪いました。それで満足なのかと問われれば、即答はできませんが、メッシの現役生活は残り僅かです。最後までメッシの100%を観ていたい気持ちに嘘をつくことは、僕にはできません…。

 

▪️#ValverdeOUTの妥当性

とまあ、ここまで僕の正直な気持ちを述べてきましたが、FCバルセロナというチームの将来のことを考えるとこの考えは非常に危険なものです。単純な話、メッシがいなくなった時どうするの?っていう話ですからね。寧ろ、メッシがいる間に原点回帰するべきではないのか、という意見は的を射ていると思います。

#ValverdeOUTを叫ぶファンの大半はバルササッカーにおける正義の部分だと思います。バルセロナというクラブは試合内容と試合結果を車の両輪のように等しく追い求めなければならない。これはクライフの教えであり、彼が他界した今尚もファンの心には残り続けています。

バルベルデ解任派の方々のツイートは嫌悪感を抱くようなものを除けば、理解できるものです。個人的には自分とは意見が違うものの、バルサスタイルの復活を叫ぶ姿に希望を見出すこともあります。

ただ、前の記事でも述べた通り、その責任をバルベルデ1人に押し付けるのは大きな間違いです。CLで2年連続の大逆転負けを食らったことに関しては擁護のしようがありませんが、少なくともこの2年間クラブに求められたことはほとんど完遂しています。今のフロントは恐らくバルベルデに「美しいサッカー」など要求していないと思います。

クラブの根っこの部分が変わらない限り、バルベルデの解任は単なる「解任ブースト」くらいの変化しか生まないでしょう。

 

▪️スケープゴートにされる監督たち

アンチェロッティアッレグリ、そしてバルベルデ。この3人の監督に共通するスキルは、与えられた戦力で最適の戦術を組むことです。特にスター選手をチームに組み込む能力は特筆に値します。

アンチェロッティミランレアル・マドリーでその手腕を如何なく発揮しました。ミランでは栄華を極め、マドリーではロナウドを最大限に活かした布陣でデシマを達成しました。アッレグリは今シーズン加入したそのロナウドを難なくチームに組み込みました。バルベルデはここまで述べてきた通り。彼らは自分のスタイルに固執することなく、チームに合った最適解を導き出すことに長けています。

アンチェロッティアッレグリにもう一つ共通することは共に不可解な理由でクラブを追われたことです。アンチェロッティはマドリーを、アッレグリミランユベントスをフロントの独断で解任されています。バルベルデも彼らと同じような道を辿らないとも限りません。

バルベルデの限界はあると思います。もう彼に対して希望を抱けないという意見も頷けるものがあります。しかし、何度も言うようですが、バルベルデは与えられた戦力と状況でよくやってくれていると思います。彼が続投するにせよ、退任するにせよ、少なくとも日本のファンが彼に対するリスペクトを忘れないことを願っています。

 

如何だったでしょうか。今回は僕の思考をそのままぶつけたような記事なので、あまり整合性は取れていませんね笑。結構自分的には攻めた記事になったな、と。できるだけ丁寧に書いたつもりですが、もしこの記事で不快に思われた方がいらっしゃいましたら謹んでお詫び申し上げます。

いつもながらコメント待ってます!

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。