Hikotaのバルサ考察ブログ(仮)

主にFCバルセロナが好きです。他サポの方大歓迎です

【マッチレビュー】リーガ第33節 バルセロナ対レアルソシエダ

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スタメンです。ミッドウィークのCLユナイテッド戦を経たホームのバルセロナはセルジ・ロベルト、ブスケツを休ませます。アンカーにはラキティッチが入り、左ウイングにはデンベレがチョイスされます。一方のソシエダは4-3-3のフォーメーションを組んできました。アンカーのイジャラメンディ、左SBのテオは負傷中です。左SBにはカンテラーノのムニョスが起用されました。

 

◎CL明け、疲労感との付き合い方

3-0の快勝だったとはいえ、やはりCL独特の疲労感は選手たちに重くのしかかっています。体力的なことはもちろんのこと、精神的な負荷も凄まじいことは想像に難くありません。CL前後はある程度試合の強度が落ちてしまうことはビッグクラブの宿命ですね。

ソシエダは現在10位に沈んでいますが、楽に勝てる相手ではないことは過去数シーズンが証明しています。ということで、最低限のローテーションしか敷いてこなかったバルベルデ。当然、主力選手たちは連戦になっているわけで、案の定、前半は勢いをセーブしながら戦っていた印象があります。ショートカウンターをメインウェポンにしながら、ある程度はソシエダのポゼッションを許容するような形です。

よく誤解されがちなことですが、ポゼッションを保つにはそれなりのエネルギーを必要とします。ある程度ボール非保持時に耐性を持ち始めた現チームであれば、今日のような塩試合に持ち込んでも、相手をコントロールできますからね。全体的な強度を落としながらも、中央の危険なゾーンはしっかりと締め、ショートカウンターでエネルギーを放出する省エネスタイルで戦えるのはバルベルデバルサの大きな特徴です。

ということで、ソシエダの決定機を1回に抑えたバルサは、徐々にペースアップしてソシエダゴールに迫ります。前半42分、デンベレコーナーキックからラングレが頭で合わせ、理想的な形で先制点を奪います。ラングレはクールに喜んでましたね笑。ああいうところも冷静な選手です。

 

バルサと似たメカニズム、ソシエダのビルドアップ

この試合を通して、ソシエダの攻撃はあまり上手くいっていませんでしたが、その原因はどこにあったのでしょうか。

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ソシエダはGKのルジからしっかりとショートパスを繋いでビルドアップを試みようという明確な意図を持っていました。そのため、ビルドアップ時の布陣はバルサと似た形を取っていました。上図のようにSBを前に押し出し、ファンミとオヤルサバルの両ウイングがハーフスペースに入ります。

このフォーメーションの主な意図としては、SBが高い位置をとることで相手守備陣を広げることによってハーフスペースに陣取る両ウイングに時間とスペースを提供することにあります。特に今シーズン12ゴールを挙げているオヤルサバルにライン間でボールを持たせればチャンスになりそうな感じはありました。

しかし、ソシエダはSBにボールが入っても、なかなか両ウイングに良い形でボールを配給することができませんでした。先述した通り、バルサはかなり中央を閉めていましたので、SBは使えていましたが、積極性とクオリティを欠いていたように思えました。大外からのハイクロスに終始するだけではピケ、ラングレの牙城はなかなか崩すことができませんよね。もう少し有機的に前線の選手が絡むプレーが見たかったところです。

 

ジョルディ・アルバ、世界一のSB

あまり、ソシエダの攻撃が上手くいっていなかったのでこのままコントロールしていくかと思いきや、ソシエダが同点に追いつくゴールを奪います。後半17分、メリーノの完璧なスルーパスを受け取ったファンミがテア・シュテーゲンとの1対1を制しました。これは素晴らしいゴールでした。

これでスコアはイーブン。試合は分からなくなりました。と思いきや、バルサがあっという間に勝ち越しに成功します。ファンミの素晴らしいゴールの2分後でした。メッシからジョルディ・アルバにスルーパスがでます。この瞬間、ソシエダの選手たちは経験則から中への折り返しを警戒します。するとアルバは中にカットインすると、苦手の右足を一閃。これがゴール右隅に決まりました。

このゴールはソシエダの選手たちにダメージを与えるには十分でした。左利きのアルバに右足で持たせることは対応としては間違っていませんが、右足であのレベルのシュートを叩き込んだアルバが一枚上手だったと言わざるを得ません。

先ほど、ソシエダのSBに言及しましたが、アルバのSBとしての攻撃力は群を抜いています。バルサがハーフスペースをある程度自由に使えるのはSBの攻撃力が高い故です。アルバやセルジ・ロベルトをフリーにするわけにはいきませんからね。大外の走り込みからの折り返しのワンパターンでも相当な厄介なのに、右足であのシュート叩き込まれたらどうしようもないです笑。

 

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コウチーニョにブーイング

後半25分、デンベレに代わってコウチーニョが投入されます。いつも通りの既定路線の交代ですが、現地の一部のサポーターはコウチーニョにブーイングを浴びせていましたね。ユナイテッド戦の耳塞ぎパフォーマンスに対する批判ですかね。復調しつつある中でまたメンタル面で思い悩まなければいいのですが…。

デンベレのコンディションがあまり安定していないので、コウチーニョの活躍はCLリバプール戦で必要になってくると思います。コウチーニョデンベレがもう少し結果を残せるようになると32歳のスアレスとメッシを休ませることができるんですがね…。

メッシ33ゴール、スアレス20ゴールに次ぐのがデンベレの8ゴールですからね。正直残りのリーガの残り試合ではデンベレコウチーニョのゴールがもう少し見たいというのが本音です。

 

◎雑感

結局、このまま試合は終了し、バルサが勝ち点3を手にしました。優勝に向けてとても大きな結果ですね。あと2勝で優勝決定です。CLのためにも4月中にリーガは獲得したいところです。

次の考察記事はラキティッチを扱う予定ですが、万能っぷりが半端ないですよね笑。冷静に考えてブスケツを休ませることができるのは大きいですよね。本当に良く順応してくれました。その代わりラキティッチ自身が休めていませんが笑。ラキティッチの考察記事は力入れて書こうと思っているので、是非。

また、今日のようにチーム全体の強度が低い試合では、ビダルがいるとありがたいですね。彼のようなエネルギーの塊が中盤にいてくれると帳尻が合います。逆に言うとCLくらいのビッグゲームになると全員が走りまくるので、必ずしもビダルが必要なわけではないんですよね。

メッシとスアレスは今日はセーブしながらプレーしていましたね笑。リーガで彼らの両方にゴールがない試合は久々でしたが、しっかり勝ち切れる辺り、バルサの盤石さを感じますね。リバプール戦では2人ともアクセル全開で挑むでしょうから、あまり心配はしていません。

ソシエダはもう少し何か熱いものを見せて欲しかったところ。オヤルサバルやルジなど好選手が揃っているだけに、そろそろ上位に食い込むソシエダが見たいところなんですがね。

とにかく次のアラベス戦、レバンテ戦で連勝をしてさっさとリーガ優勝決めたいところですね!

 

最後までお読みいただきありがとうございます。