Hikotaのバルサ考察ブログ

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【考察】23-24シャビバルサを考える プレシーズン開幕編

こんにちは!Hikotaです。

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遂にバルセロナが移籍市場で動き出しました。まさかの欧州王者キャプテンの加入が決まりました。財政難のチームとしては望外の補強と言えるでしょう。個人的にも楽しみすぎる選手です。

さらにアスレティック・ビルバオからイニゴ・マルティネスの獲得が決まっており、アトレチコ・パラナエンセからブラジルの新星ヴィトール・ロケの獲得も秒読みとなっています。

幸先が非常に良いということで、「23-24シャビをバルサを考える」シリーズ4本目いきましょう!こんなに長く書く予定ではなかったのですが筆が乗ってしまい長編になってしましました。シーズン中は試合観る時間でいっぱいいっぱいなのでオフシーズンはここぞとばかりに書いていきたいと思います。それでは!

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改めてスカッドを整理する

前回記事において、シャビは3-2-2-3の形をベースに補強戦略を組み立てるのではないかという考察を展開してきました。そして記事を書いたあとに、ギュンドアンの獲得が決まったわけです。ペップ・グアルディオラの元で今季3-2-2-3システムで活躍してきた選手の獲得もこの説の裏付けとなるやもしれません。

さて、現在のスカッドを改めて整理していきましょう。

4-1-2-3ver

3-2-2-3ver


4-1-2-3と3-2-2-3の2パターンで作りました。昨季と同じであれば今季もこの2つのフォーメーションを基軸にシーズンを進めていくはずです。

今夏の補強寸評

やはり、大きいのはイルカイ・ギュンドアンの獲得でしょう。ペドリとガビに依存しきりであった2列目の主力級の獲得は今夏の重要ポイントの1つでした。プレミアリーグでのスタッツが証明するように得点力に優れ、3列目で司令塔としても機能する彼の存在で、中盤の構成力は大いに上がると思います。個人的にはガビのいいお手本になってくれると考えています。

また層の薄かったCBにはイニゴ・マルティネスを補強。リーガで実績のあるベテランがフリートランスファーで加入しました。こちらはレギュラーとしての獲得ではないと思いますが、アラウホやクリステンセンの離脱が多めなのと、左利き本職CBがスカッドに不在という事情もあって白羽の矢が立った形です。リーガにおいてはいい働きをしてくれるはずです。理想的な補強ではありませんが、ローコストで獲得できる選手の中ではいい条件だったと言えるのではないでしょうか。

そして今夏最もコストをかけて獲得したのがヴィトール・ロケセレソンの新たなエース候補の1人です。34歳のレバンドフスキ以外のストライカーが不在だったバルサにとっては必要なピースの1つでした。総額6100万€の移籍金は今のバルサにとってはあまりに高額ですが、ストライカーはなかなかカンテラからも逸材が出ないでお馴染みです。彼にその価値があるかは別にして、お金をかけるポイントは間違ってないかなと思います。

 

残る補強ポイント

残る主な補強ポイントはブスケツに代わるアンカーと、本職不在の右SBの2箇所。最優先事項じゃないんかい!というツッコミはさておき、ここを補強してバルサの今夏の獲得は終わるはず。

現在のアンカーの補強候補筆頭はジローナのオリオル・ロメウカンテラーノの10年ぶりの復帰が取り沙汰されています。10代でチェルシーに引き抜かれ、その後はプレミアリーグで闘ってきた異色のキャリアを持ちます。シャビとしては本音言えばスビメンディやブロゾビッチ、キミッヒあたりが欲しかったところでしょうが、妥協せざるを得ない状況なのが厳しいところ。

契約解除金は800万€とお手頃ですが、絶望的にお金のないバルサにとってはお高い買い物。減額を試みたり、選手を取引に組み込むことで何とかキャッシュの支払いを少なくする意向のようです。いずれにしても彼の獲得は既定路線かと思います。

 

もう1つの獲得ポジションである右SBは話がなかなか進んでいないのが現状です。名前が挙がっているのはバジャドリードのU19スペイン代表のイバン・フレスネダバジャドリードの2部降格に伴い、契約解除金が2000万€まで減額されています。

数日前にスポーツディレクターのデコとフレスネダのエージェントが会談している写真が出回るなど具体的なアクションがありそうですが、最近の報道を見ているとなかなか難しそうな印象はあります。少なくとも放出がないと実現はしないようです。

ジョアン・カンセロのローンという噂もありますが、こちらも給与負担の面で難しそう。シャビはレンタルバックのセルジーニョ・デストと昨冬にBチームに加わったフリアン・アラウホの2人をプレシーズンで試すようです。補強があるにしてもある程度2人の見極めが終わる8月になるのではないでしょうか。

【7/13追記】

7/12に公開されたラポルタ会長のインタビューで、可能であれば中盤をロメウ(アンカー)の他にもう1枚獲りたいと明言されました。そのあとの報道的に2列目の選手が濃厚かと思います。

 

遅々として進まない放出

放出。ここが一番のポイントです。サラリーの枠を空けなければならないバルセロナですが、現在退団が決まっているのはセルヒオ・ブスケツジョルディ・アルバのレジェンド組と、サムエル・ウンティティの契約解除のみ。レンタルバックのフランシスコ・トリンコンは買い取り基準を満たし、スポルティングに完全移籍を果たしたようです。

放出なくして登録できずのバルセロナ。せっかく獲得したギュンドアンやヴィトール・ロケも誰かが移籍してくれなければ起用できません。ギュンドアンの契約には選手登録が叶わなければフリーで移籍可能との条項があると報道されましたね。

開幕まで残り1ヶ月。アレマニーは忙しくなることでしょう。

 

下放出候補選手の状況と個人的展望です。

エリック・ガルシア

フリーで獲得かつサラリーはそこまで高くないはず。シンプルに戦力として見られてないというのが実情ではないでしょうか。CBとしては5番手であり、残留の可能性があるとすればCB、SB、アンカーの便利屋としての線のみ。1番の武器も、1番の弱点もCB起用の際に露顕する類のものです。選手としてのキャリアを考えるのであれば、退団の道が最善だと思います。

数日前にスポルトからベティスへのローン報道が出ましたが、他のソースから同様の報道が出ていないので信ぴょう性は薄い気はします。それこそジローナとか興味ないですかね。ロメウのオペレーションに組み込んだり…。

クレマン・ラングレ

バルトメウ政権の遺産の1人で、サラリーが額面2000万€とも報道されています。真偽は分かりませんが、レギュラーだったので高いのは間違いないです。イニゴわざわざ獲らなくても、ラングレでいいじゃん!とは決してならないのはこの理由からです。

ラングレはバルセロナに一旦合流という形になりましたが、クラブの発表によると7月18日までチームのトレーニングに参加しない許可をもらったようです。恐らくここからの1週間で一気に去就が決まるといったところでしょうか。22-23のローン先であったトッテナム行きが近づいているという報道もあります。

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セルジーニョ・デスト

19歳でクラシコ先発デビューしたのは僅か3年前ですが、そこからクラブレベルでは難しいキャリアを築いています。シャビからは失格の烙印を押され、大ベテランのダニ・アウベスを獲得される始末。レンタル先のACミランでもほとんど出番がなく、不完全燃焼で22-23シーズンを終えました。

1年前のジェラール・ロメロ記者によると、彼の給与は手取りで380万€程度。べらぼうに高くはないけど、クラブとしてはちょっと首を傾げるような値段ではあります。一方でバルセロナは右SB不足であり、新戦力が獲得不可であればデストを右SBのサブとして残留させるという説も出てきました。

シャビと21‐22に揉めたという話もあるので、そこが不安ではあります。左右のSBがこなせるのと、ドリブル突破力、対人能力が武器ではある彼ですが果たしてどうなるでしょうか。個人的にはあり寄りのなしくらいなスタンスですが、バルサは左SBも不安です。買い手がつかず、フレスネダの獲得が不可能であれば残留の線もあります。

ニコ・コンザレス

ブスケツの後継者として度々名前の挙がるカンテラーノですが、シャビはフレンキーのリプレイスとして考えているようです。ニコに対する僕の所感はツイートの通り。

残ってくれたら戦力にはなり得るけど、中盤の5~6番手という立ち位置は本人的にもどうなんだろうという。伸び盛りですし、本人もレンタルでもう1年頑張ることを希望するんじゃないかなという予想をしておきます。僕はバルサ的には絶対残した方がいいと思います。シャビもプレシーズンで試すつもりではあるみたいですけど!

フランク・ケシエ

22-23組の中で最も退団に後ろ向きではない選手(日本語変ですね笑)な気がしています。代理人が退団報道をしたジェラール・ロメロ記者にInstagramでブチ切れてましたが、彼も新シーズン出場機会が制限されることが見込まれており、シャビもケシエに「状況を伝えた」と意味深なコメント。

ケシエ自身は残留を希望しているようですが、移籍するならサウジアラビアではなくて5大リーグのトップクラブでプレーしたいとのこと。当然ですね。一時期はインテルの関心が囁かれていましたが、ブロゾビッチのサウジアラビア行きと共に沈静化。代表組なのでチームへの合流は来週となりますが、それまでに去就に動きはあるでしょうか。

個人的には残留してもあまりチャンスはないように思います。他クラブであれば輝けるクオリティの選手ですが、シャビバルサにおいてはトランジションの遅さが気になります。

パブロ・トーレ

ペドリのように1年目から飛躍することは叶わず。優勝が決まるまではほとんど起用されませんでした。クオリティと将来性はあるかと思いますが、非保持時でもう少し働けないと難しいでしょう。ギュンドアンの加入で2列目の競争相手が増えましたし。ということでローン濃厚です。

ムンド・デポルティーボによると、トーレのレンタルにベティスやセルタ、ビジャレアルソシエダなどが興味を示しているみたいです。個人的には1部からオファーがあるなら行った方がいいかなと思います。出場機会大事。ベンチで満足する選手で終わって欲しくはありません。

アレックス・コジャド

こちらも移籍が濃厚なようです。そもそもトップチームではほとんど出場機会がありませんでした。右ウイングはトップチームで最も充実したセクションになっています。元バルサBのピミエンタが監督を務めるラス・パルマスへの移籍が取りざたされています。Bでは攻撃の中心でしたし、めちゃくちゃイケメンですよね、彼。

と思っていたらベティスへの移籍話が急浮上。こちらでほぼ決まりのようです。ちゃんとプリメーラのクラブからオファーが来ました。頑張って欲しいです!

フェラン・トーレス

オフにルイス・エンリケの娘と破局したみたいです。そのあと公開されたインタビューで俺のメンタリティーは雄牛だ。誰も俺を倒せない。みたいなことを言ってて思わずニヤッてしてしまいました。とか言いつつPK外して試合後涙ぐむフェラントーレスが僕は好きです。

そんなわけで僕はフェランが好きなのですが、バルサに残るべきかと言われればNOですね。絶妙に居場所がないです。22-23のシャビバルサだと収まりどころがないというか。右ウイングが鋭いクロスを活かせる1番のポジションですが、シャビにとってアンタッチャブルデンベレと、非保持時に踏ん張りがきくラフィーニャの後塵を拝するのが現状。

背後への抜け出しも天才的に上手いですが、このタイプであればもう1つ決定力が欲しいところ。師匠感は拭えません。来季はFWの5~6番手が濃厚です。僕としてはラ・ロハを引っ張っていってほしい選手なので、移籍したほうがいいんでない?と思うわけです。

ただ、複雑なのが彼が長期契約かつ高額の移籍金で加入したばかりの選手だということ。どう頑張っても売却で損をするのはバルセロナです。出場機会に乏しく、代表からも漏れた今のフェランに4000万€程度の移籍金を用意できるのは某アラブの国くらいなものでしょう。フェラン自身も残留を望んでおり、状況は極めて難しいです。

とりあえず買い取りOP付きのレンタルで放出、が現実的な落としどころのような気がします。

アンス・ファティ

5~6月はひっきりなしに退団話で持ち切りでしたが、トレードが噂されていたルベン・ネベスのサウジアラビア行きが決まると報道がピタッとやみました。恐らく残留に大きく傾いたと思います。

オフにはかなり精力的に肉体改造に励んだようです。どこまでフィジカルレベルが戻っているかどうかがカギになります。チームとしても少ない分数しか使えないアタッカーは扱いが難しいところ。

ネーションズリーグ決勝での好パフォーマンスを見る限り、才能は溢れんばかりのものがあります。乗り越えて欲しい。

アブデ・エザルズリ

シャビが就任当初抜擢して使っていた選手です。オサスナで大飛躍を遂げ、先のU-23アフリカネーションズリーグでも得点王、アシスト王、MVPに輝いてモロッコ代表を優勝に導きました。今評価がうなぎ上りの選手であり、バルサ残留を望む声も上がっています。3-2-2-3の左ウイングとしてシャビが計算している説は強化方針編で書いた通り。

バルデ不在時に左大外で輝ける選手はいてくれたら助かりますし(そもそもバルデの左大外は限界があると思ったりもする)、そのためのカラスコの獲得話は消えました。シャビの本音としてはアンスとフェランを放出し、ドリブラーとしての色の濃いアブデをチームに残す意図があるのかもしれません。

ただ、クラブでも代表でも素晴らしいシーズンを送ったアブデを今売却すれば多額の利益を見込めるのも確かです。恐らくフェランよりも移籍金が取れるはず。あと、個人的にはアブデはバルサじゃない方がのびのびやれるんじゃないかなあと思ってます。本人的にもバルサにそこまでこだわりないんじゃないかなあと勝手に思ってます。

 

個人的な願望スカッド

ここまでをまとめて個人的な願望込みの23-24スカッド予想はこんな形です。

スカッド予想

放出選手は、

FW:フェラン・トーレス、アレックスコジャド、アブデ・エザルズリ

MF:フランク・ケシエ、パブロ・トーレ

DF:クレマン・ラングレ、エリックガルシア、(セルジーニョ・デスト)

この8人(デスト残留の場合は7人)としました。トップチームのスカッドとしては21名。若干少ないですね。少ないですが、中盤の層を薄めにしてカンテラーノ、特にネクスブスケツ候補の面々にチャンスを与える余地は必要かなと思っています。サラリーキャップ的にも少数精鋭せざるを得ないところはあるかと。

自分で作ってて思ったのは、CLで上位進出を狙うにはちょっと説得力が弱いかなあというところ。全員が健康体であれば良いところまで行きそうですが、選手層という意味では決して厚くないです。まあでも今の状況を鑑みるとここまでのスカッドを用意できたら御の字だと思います。

GK

テア・シュテーゲン、ルベン・ペーニャ、そして残留するならアルナウ・テナスの体制に不足はありません。

CB

アラウホ、クリステンセン、クンデ、イニゴとエリック・ガルシアが退団しても枚数は揃います。ミカエル・ファイエという楽しみなCBがBチームに加入したので、その選手が近い将来あがってくるやもしれませんね。

SB

右はどのみちクンデに頭を下げる展開になると思います。ただ、右SBの本職がいない状態はまずいのでSBは必ず1人確保したい。左のバルデのバックアップをアロンソ1人で賄うのも厳しそうなのでできれば左も可能な選手だとありがたいです。補強もしくはデストor Bチーム所属のフリアン・アラウホの二択になるかと思います。

デストかピンクアラウホだったら流石に前者の方が上だとは思いますが、サラリーの観点からフリアン・アラウホに軍配が上がる可能性も無きにしも非ずといったところです。

中盤

ガビとセルジ・ロベルトを含めると7人。まあ数的には問題ないでしょう。ブスケツ退団を埋められるようなスカッドではありませんが、そこはもう仕方ないと割り切るしかないです。ギュンドアンの補強で構成力はアップします。

こう見るとニコの残留はバルサ側からするとマストなのではないかなと思います。明らかに3列目の層とパワーと高さが足りません。他の選手を獲る余地はなさそうですし。まあニコが移籍を希望したら仕方ないの一言ですが...。

あ、ちなみにペドリをアンカーに置いててなんやねん!って感じですよね。これは別記事で中盤の構成については考察していきたいなと思っています。現状ブスケツの穴って誰が埋められるんでしょう状態なので。

WG

迷ったのはやはりアブデ。3-2-2-3の文脈だと1on1に強い左WGは欲しいところですが、アンス残留と財政的な問題を鑑みて放出側に入れました。あまり良かった試しがありませんが、デンベレの左WGも再チャレンジするんじゃないかなあと思います。

CF

レバンドフスキの控えがいるというだけで昨季からグレードアップです。ロケは1月加入になるので前半戦は休日なしでレバンドフスキに頑張ってもらうことになりますが笑

 

実現するかどうかは分かりません!この放出と加入で選手登録がちゃんと成立するのかどうかも分かりません!

8/31に答え合わせしましょう。長くなってしまいました!

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。