こんにちは。Hikotaです。あけましておめでとうございます。2026年も気が向いた時にブログは書いていくスタイルでやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。新年の書初めということで、25-26前半戦の選手評価やります。皆さんも是非振り返ってみてください。
選手評価基準
査定対象は、2025年12月末時点で今季の公式戦の出場分数が100分を超えた23選手に絞りました。その他の選手は出場時間が短いので対象外としました。
今回はS~Dの5段階評価で各選手の貢献度を格付けしました。基本的には相対評価ではなく絶対評価でつけています。要するに「選手個人に対するシーズン前の期待値に対する貢献度」という観点で評価をしています。例えばラミン・ヤマルとルーニー・バルドグジが同じ評価だったとして、それは同じ意味合いではないということです。ぶっちゃけフィーリングなので、あんまり気にしなくても大丈夫です。
S評価:素晴らしい!よくできました。81-100点。
A評価:上出来です!この調子。71-80点。
B評価:及第点です。51点-70点。
C評価:もう少し頑張りましょう。31点-50点。
D評価:赤点...。後半戦の奮起を期待します。30点以下。
評価結果
下に寸評を書いていますが、時間がない方はこれだけ見てもらえればOKです。スマホだと見づらいかもしれないのでテキストでも書いておきます。

S評価:
エリック、ペドリ、ジョアン
A評価:
マルティン、フェラン、ラッシュフォード
B評価:
ヤマル、ラフィーニャ、クバルシ、バルデ、フレンキー、フェルミン、ルーニー、ベルナル、ドロ
D評価:
オルモ、カサド、クリステンセン、アラウホ
対象外:
テア、ガビ、トニ
寸評
S評価
エリック・ガルシア
今季チーム最多のプレータイムを記録したマルチロールが前半戦MVPで文句なし。5つの異なるポジションでプレーし、怪我人が続出したDF/MFセクションを支えた。今季はCB・ピボーテでの起用が増えたことで、中央のラインでの存在感が増し、より重要な存在になったと言えるだろう。
ペドリ
マイナスポイントは負傷による欠場くらいしか見当たらない。チームの絶対的な心臓であり、彼の不在はチームが路頭に迷う最も大きな要因になる。今季は既に公式戦で6アシストをマークしており、昨季の8アシストは大幅に更新する見込みである。ピッチ内での身振り手振りも増加し、その背中にはリーダーの風格が漂ってきた。
ジョアン・ガルシア
「買い物下手」で知られるバルセロナにとって、このレベルのGKを僅か2000万€で確保したのはほとんど奇跡に近い。フリックバルサの最後尾に求められる能力を高い水準で備えており、不安定なチーム状況の中で、彼のセービングで拾った勝ち点は少なくない。負傷による離脱期間を加味してもS評価が相応しいだろう。
A評価
ジェラール・マルティン
S評価にすべきか最後まで迷った。シーズン当初は左SBのバックアッパーの位置付けだったが、諸事情で層が薄くなったCBに11月末から抜擢されると、左CBのレギュラーとして出色のパフォーマンスを披露。むしろ本職よりもプレーのレベルは高い。彼がCBで出始めてからチームが全勝(7戦7勝)している事実は特筆すべきだろう。後半戦も同レベルの出力が維持できるか注目したい。
フェラン・トーレス
エースのレバンドフスキの状態が上がらない中でCFのレギュラーを確保。公式戦でチーム最多の13ゴールを挙げる活躍を見せ、軸が定まらなかったアタッカー陣を牽引した。物足りなさがあるとすれば対ビッグクラブのゲームでは若干存在感が希薄になってしまうところ。真のレギュラーを掴めるかどうかの分水嶺はそこになるだろう。
マーカス・ラッシュフォード
ラフィーニャの離脱期間が長く、ヤマルのコンディションが安定しなかった序盤戦において、物足りないながらもウイングに彼がいた意義は大きかった。緩慢なプレッシングや覇気のないボールプレーは目につくが、ある意味それは織り込み済。前半戦で7ゴール8アシストは期待以上の成果であり、彼なりにチームに貢献した事実は評価すべきなのだろう。
B評価
ラミン・ヤマル
恥骨炎の痛みに悩まされながらも、チームトップのG/A(9G10A)を叩き出し、新エースとしての矜持は見せた。しかし、プレーの質は昨季のレベルには及ばない。最大の武器は択の多さとそれを状況に応じて的確に繰り出す判断力にあるが、今季は気負っているせいか、強引な仕掛けでボールロストを繰り返す傾向が見られる。多少の躓きは今後の飛躍に向け必要なエラーであると考えられるため、今後の矯正に期待したい。
ラフィーニャ
負傷の影響で11試合に欠場し、その存在の重要性が浮き彫りになった前半戦であった。出場した試合では保持/非保持両面での動きの質の高さを見せつけ、チームの勝利に貢献。ピッチ内のリーダーシップも今の若いチームには欠かせない要素である。昨季のベストイレブンからの不可解な落選も、彼ならパワーに変えられるだろう。
パウ・クバルシ
過去2シーズンと比べるとパフォーマンスレベルは低下。持ち前の的確なフィードは鳴りを潜め、チームの守備戦術の破綻に伴って「先回りの守備」の精度が急落したことは否めない。とはいえ、現チームで最も層が薄いCBのセクションで、負傷もなくピッチに立ち続けたことは評価されるべきである。CBの冬補強が難しいのであれば、我々にできるのはクバルシに祈ることだけだ。
アレハンドロ・バルデ
左SBのレギュラーとして独り立ちした昨季に大きく評価基準を上げた選手だけに、A評価には物足りない。大きなミスがあるわけではないが、プレッシングのタイミングと保持時の引き出しの少なさに課題は依然としてある。サイドでコンビを組むラッシュフォードの奔放さに振り回されたというエクスキューズはあるものの、目標であるラ・ロハ復帰にはもう一声欲しいところである。
フレンキー・デ・ヨング
「ペドリの相方」としての評価と「ペドリ不在時」の評価がぱっくり分かれるため、評価が難しい選手である。ペドリの離脱がもう少し短ければA評価であったろうし、逆にもっと長ければC評価だったろうなということで、Bになった。ちなみに今回の基準だと彼はバルサに来て以来S評価を取ったことがないので、そろそろ手放しで評価できる日が来て欲しいものである。
フェルミン・ロペス
2度の負傷離脱があったものの、7ゴール4アシストを記録するなどゴールに直結する仕事ぶりは健在。ただ、プレー選択がアタッカーに寄り過ぎる傾向が見られるのが気がかりである。特に2度目の離脱からの復帰後は結果を焦るあまり、チームのバランスを逸する場面も少なくない。現在のフェルミンならトップ下よりも3トップの一角で起用したい。
ルーニー・バルドグジ
加入初年度。僅か347分のプレータイムながら印象的なプレーを連発。ラミン・ヤマルがアンタッチャブル化していなければもう少し長い時間ピッチに立っている資格はあった。ただ、現実的にここから序列を上げるには同じ左利きであるヤマルとの共存の道を探っていくしかないだろう。そういう意味で右ウイング専用機にならない柔軟性が求められる。
マルク・ベルナル
1年に及ぶ離脱から復帰しただけでこの前半戦は及第点を与えるべきだろう。クラブの未来を背負う可能性のある逸材なだけに、フリック陣営が敷く慎重な復帰プロセスを支持したい。11月後半から徐々にプレータイムが伸び、フィットは進んでいる。貧相なバックラインの選手層を考えると、後半戦はエリック・ガルシアの中盤でのプレータイムを削減する働きが求められる。
ドロ・フェルナンデス
一旦C評価に置いたが、思い直した。近年のカンテラーノが早熟すぎて基準がおかしくなっているが、17歳でトップチームに常時帯同し、違和感なくプレーできているだけで素晴らしい才能である。パスセンスに優れ、パウサを持っている選手であり、個人的にはダニ・オルモやフェルミン・ロペスよりも中盤に置きたいタイプである。
C評価
ジュール・クンデ
プレシーズンから様子がおかしく、開幕から数試合はエリック・ガルシアに右SBのレギュラーを譲った。過去数シーズンの勤続疲労の影響か、終始身体が重く、プレーの精彩を欠いた。しかし、CLのフランクフルト戦(12月)でチームを逆転勝利に導く2ゴールを決め、そこから出力が上がった感はある。後半戦での巻き返しに期待したい。
ロベルト・レバンドフスキ
負傷の影響もあり、CFのレギュラーをフェランに譲った。限られた出場機会で8ゴールを奪い、決定力は健在であることを示したが、PKを2度失敗するなど、らしからぬミスも見られた。とはいえ2026年に38歳を迎える大ベテランの出場機会が徐々に絞られていくのは自然なことだろう。それでも彼の力はまだ若きチームに必要である。
ヴォイチェフ・シュチェスニー
ジョアン・ガルシアの負傷に伴い、9試合でゴールマウスを守ったが、新守護神の穴を埋めるだけの働きはできなかったのが正直な評価である。チームの守備戦術がまずいのが大前提だが、クリーンシートは0回であり、セービングの部分で違いを見せつけたとは言えない出来だった。
ジョフレ・トレンツ
今季のバルセロナのトップチームのDF登録は僅か7名。つまり、ジョフレにはSBの4番手としての役割が求められていたわけだが、現状は112分のプレータイムに留まっており、ローテーション要員以下の扱いになっている。そもそもの編成がおかしいだろうというツッコミはさておき、移り変わりの早いバルセロナというチームで残された時間はそれほど多くないかもしれない。
D評価
ダニ・オルモ
既に負傷による離脱が2度あり、今季も負傷癖からの脱却に苦戦している。その上、今季はピッチ上でも精彩を欠いており、特にフィニッシュの局面でシュートがヒットしない場面が散見される。昨季は健康体であれば不動のレギュラーであったが、今季のパフォーマンスで序列が下がった印象が否めない。負傷からの復帰が見込まれる年明けからの奮起に期待したい。
マルク・カサド
昨季前半戦はレギュラーとして獅子奮迅の働きを見せたが、一転してチーム内での立ち位置を見出すのに苦戦している。チームのプレッシングが機能しなくなったことにより、単騎性能がより試される構造になっていることもマイナスに働いた。ただ、それ以上に気になるのが保持面での貢献度で、今季は堅実なプレーを選び過ぎている感もある。いずれにせよ、エリック・ガルシアにピボーテのポジションを奪われたままで終わってはいけないはずだ。
アンドレアス・クリステンセン
イニゴ後のDFラインを支えるべき選手だったが、それは今のところ幻想に終わりそうな気配である。相も変わらずコンディションが安定せず継続的な起用が難しい選手であり、今季の起用法は試合終盤の守備固めがメイン。序列としてはCBの4~5番手に留まっている。更に12月末に左膝の前十字靭帯の部分断裂が発表され、約4か月の離脱が見込まれることになった。
ロナルド・アラウホ
メンタルを病んだ選手に同情はするが、フェアに評価すれば今季前半戦のワーストプレイヤーということになる。クバルシの相方として覚醒することが求められたが、安定感に乏しいプレーに終始。チーム戦術にフィットしておらず、実力でエリック・ガルシアの後塵を拝した。チェルシー戦の退場後には批判に耐えかねて、チームを一時離脱。残念だが、バルセロナでのキャリアは終わりに近いだろう。

チームが必ずしも上手くいっていないため、若干辛めの評価になりましたが、これがシーズン終了後どのような変わっているか楽しみですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。