Hikotaのバルサ考察ブログ(仮)

主にFCバルセロナが好きです。他サポの方大歓迎です

【マッチレビュー】リーガ第23節 アスレティック・ビルバオ対バルセロナ

 おはようございます。バルセロナにとってはこの試合、昨日のマドリードダービーレアル・マドリードが勝利したことにより、勝ち点差を広げる絶好のチャンスです。

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スタメンです。ホームのビルバオはお馴染みの4-4-2。いかにもバルサが苦手そうなウィリアムスとラウールガルシアが2トップを組みます。一方のバルサはメッシがスタメン復帰。アルバが出場停止の左ラテラルはセメドが起用されます。

【前半】

 ビルバオの2トップに対してバルサブスケツをCB間に落として3枚で前進を試みます。ビルバオのほうは4-4-2でがっちりとブロックを作り、状況に応じてプレスに行く位置を変化させます。組織されたミドルプレスでバイタルエリアでなかなか自由にさせてもらえません。一方のビルバオはCBからシンプルなロングボールでラウール・ガルシアの高さ、ウィリアムスのスピードを活かすシンプルですが効果的な攻撃を仕掛けてきます。メッシが復帰したバルセロナですが、まだコンディションが上がり切っていないのかキレのないプレーに終始します。あまりリズムが出てこないバルサに対してビルバオは上手く守備でリズムを作りシンプルなカウンターとロングボールでシュートに結び付けます。前半はビルバオのペースで進みましたね。バルセロナからすると、ポゼッションは62%ながらも枠内シュートは1となかなかストレスの溜まる前半だったのではないでしょうか。

【後半】

 後半はバルセロナがギアを上げます。前半力をセーブしていたかのようにビルバオを敵陣に押し込み始めます。巧みなポジションチェンジでビルバオ守備陣を剥がしていきます。これを受けてビルバオはベニャに代えてサンホセを投入して守備の修正を図ります。さらに攻撃の一手としてスサエタに代えてムニアイン投入。一方のバルサも攻勢を強めるためにアレニャを入れます。アレニャが入ることにより右サイドは非常に活性化し、メッシはより中央でプレーできるようになりました。しかしそれでもビルバオのゴールを脅かすには至らず。バルベルデはこれを受けて遂に負傷明けのデンベレを投入して勝ち越しを狙います。しかし引きこもって中盤のスペースを消すビルバオに対して非常に攻めあぐねます。逆にウィリアムスが終盤に3本シュートを打つなどビルバオのカウンターの脅威に晒されます。結局両チームに得点は生まれず、スコアレスドローで決着を迎えました。

◎機能不全の攻撃、またしても浮き彫りになったアルバの存在感

 バルサとしては攻撃が全く機能しない試合でした。この試合は左サイドバックジョルディ・アルバが累積警告により欠場しました。アルバ不在でバルサはどう変わるのでしょうか。基本的に現在のバルサの前線の選手は足元で受けたがる選手が多いです。メッシ、スアレスコウチーニョデンベレ、マルコム。それぞれタイプは違えど皆ボールを足元で受けて仕掛けたい系アタッカーですよね。そのため、裏への飛び出しを一手に引き受けているのは左SBのアルバなんですよね。抜群のスピードと裏抜けのタイミングの良さで背後を取れる唯一の選手です。ちなみに好調時のコウチーニョは結構裏にも飛び出しますが、現在は何かを証明したい欲が強すぎて足元に固執してる感がありますね。当然、裏へのアタックがなければ相手の守備陣は怖くありません。アルバが裏にランニングするからこそ相手のラインが下がり、中盤にスペースが出来てその分メッシやコウチーニョが活きてきます。ビルバオのように整備された守備を誇るチームに対してはアルバが必要だったかと思います。別に代役のセメドが悪いわけではありません。彼とアルバは全くタイプの違う選手ですから。慣れない左サイドでよく頑張っていました。問題は選手個々ではなく、アルバ不在時に裏を突ける動きができる選手がいない現在のチームのスカッドでしょう。正直アルバほどの攻撃力をもったサイドバックはいないでしょう。僕は常々、今のバルサに足りないのはオフ・ザ・ボールで脅威を与えられるウイングだと考えています。代表的な選手がペドロ・ロドリゲスです。彼のチェルシー移籍は近年の放出で最も痛かったと思います。彼はバルサのウイングとしてほとんど穴のない存在でした。スペースに飛び出すことができ、ハーフスペースでもサイドで柔軟にプレーします。小柄ながらスピードがあり、献身的。さらには決定力も兼ね備えるなど、グアルディオラのサッカーにおいて不可欠な存在でした。彼の退団以降、そのような選手はバルサにはいません。僕が監督なら、是非来夏にウイングの補強をフロントにリクエストします。改めてウイングの補強候補の記事は出そうかと思っています。

 

【雑観】

 ビルバオは素晴らしい試合をしたと思います。守備では上手くスペースを消しながらバルサの自由を奪いました。攻撃ではシンプルにウィリアムスを有効活用してきましたね。やることが明確だった分、選手たちにも迷いがなかったかと思います。個人的には後半、バルサがギアを上げたとたんにサンホセムニアインを投入してすぐさま守備の修正をしたのが素晴らしかったですね。決まってもおかしくない決定機が何本かありましたし、昨シーズンの不振から立ち直りつつありますね。今後も注目していきたいのはウィリアムス。スピードは一級品なだけにFWとしてどこまで得点が奪えるのか楽しみです。

 バルサはこれで公式戦3戦連続ドローという結果に。なかなか厳しいですね。今日はスアレスの日ではありませんでした。彼は本当に波の激しい選手ですから当たりはずれはありますね笑。チームにけが人が多く、疲労も溜まってくる時期ですが、なんとか踏ん張っていきたいところ。幸いなところ、次節バジャドリー戦まで一週間あるのでしっかりとリフレッシュしてほしいところです。ラキティッチビダルを中盤におけばバランスは良くなりますが、攻撃に怖さが出てこないのが悩みどころ。今日に関しては最初からビダルではなく、より攻撃に存在感を出せるアレニャをスタメンで起用しても面白いかと思いましたが、クラシコビダルは先発を外れていたので、ヒエラルキーの面で難しかったか。ラングレは相変わらず安定したパフォーマンスでした。大事を取った交代だと良いのですが・・・。テアにはもう頭が上がりませんね。前半のスサエタ、後半のウィリアムスのシュートセーブは圧巻でした。結局コウチーニョはセビージャ戦で2ゴールを決めたものの、まだトンネルの中って感じですかね。一時期のどん底からは抜け出しかけていますが、本来の実力を考えるとファンも本人ももどかしいところでしょう。近々コウチーニョに関する記事もアップしたいと思います。

 

 

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