Hikotaのバルサ考察ブログ(仮)

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【マッチレビュー】19-20 セグンダB昇格プレーオフ準決勝 バルセロナB対CDBadajoz

こんにちは!長いシーズンだったリーガも終わり、CLは8月に再開。トップチームの選手たちはしばしのバカンスに出かけたようですね。観ている僕らもしばしサッカーのことを忘れ、別のことに勤しみましょう!とはいかないのが今季のサッカー界隈。コロナウイルスの影響により、延期になっていたバルセロナBの昇格プレーオフが残っているのです。

普段はトップチームを追いかけるので精一杯でBチームの動向はほとんど追えていません。しかし、せっかくトップの試合がなく時間があるのでいい機会だ!ということで今回はBチームの試合のマッチレビューを書いていきたいと思います。バルサBに関しては毎試合熱心に観られている方が多いので全く自信はありませんが笑。

いずれにしても後2つ勝てば、セグンダAへの昇格が決まるという状況。何としても昇格を成し遂げてほしいですね。

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■スタメン

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バルサBは前回のバジャドリードB戦から1名のスタメン変更。トップチームの最終節でフル出場を果たしたロナウド・アラウホがCBに入ります。Bチーム登録のリキ・プッチとアンス・ファティはCLへの準備のためにプレーオフには出場しないそうです。チームの重要人物のアレックス・コジャド、安部は怪我のため欠場。フベニール登録のコンラッド、モリバは引き続き先発を飾ります。

対戦相手のバダホスに関しては本当に何もわかりません笑。システムは4−4−2。選手名は割愛して、背番号だけ表記させていただきました。

 

■両チームの構造

バルサBのボール保持

トップチーム同様、ボール保持を基調とするバルサB。それに対抗する相手チームという構図は変わりませんね。

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バルサBボール保持時

バダホスも引きっぱなしになることはなく、図のように低い位置でのバルサのビルドアップに対してはちゃんとプレスに行っていました。チャンスがあればGKのペーニャの位置までプレスに行くこともありました。自由にビルドアップはさせないぜ!という意図は十分伝わってきました。

バダホスのハイプレスに対して、バルサBはショートパスでの回避を基本としながらもリスクを避け、シンプルに前線へフィードを送るシーンも目立ちました。一発勝負ですし、ショートカウンターのリスクは最小限にしたかったのでしょうか。もしかするとリキの不在も影響しているのかもしれませんね。

それからここで強調したいのは、ピッチコンディションの悪さ。芝の状態が悪く、バックパスがバウンドしてしまうシーンが多かったですね。なので蹴るのはもう仕方ないかなっていうのは感じました。本当にピッチが酷くてびっくりしました笑。日本代表のアジアでのアウェイ戦みたいな。

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ハーフェーラインを越えると

バルサBがハーフラインあたりまでボールを進めると、バダホスは4-4-2のブロック守備に切り替えます。非常にオーソドックスな4-4-2の守り方ですね笑。

前半、非常に目立ったのはアンカーのハンドロ・オレジャナ。彼が中央から長いパスで左右にボールを振り分けます。特に左サイドのコンラッド、アキエメへの展開が多く、彼のパスからチャンスが生まれかけるシーンは見られました。また左インテリオールのモンチュも頻繁にオレジャナの横に落ち、ビルドアップに貢献していました。

右インテリオールのモリバはモンチュと比べると高い位置を取り、ライン間で受けようとする挙動が見られ、その分、右SBのモレールはアキエメに比べると上がりは控えめに。CFのマナイはあまり左右に動かず、中央に留まり、CBをピン留めします。

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メインはクロス攻撃

バルサBの攻撃パターンとして多かったのがサイドからのクロス攻撃。トップチームと比べるとかなりその数は多いと思います。中にストライカーのレイ・マナイが待機していることもあってか、手数をかけずに中にボールを送るプレーはかなり目立ちましたね。また積極的なミドルシュートも多く、前半のコンラッドとモンチュの一発は惜しかったですね。

バルサBボール非保持時

続いては機会は少なかったものの、バルサBのボール非保持時について。基本的には積極的にプレスをかけるバルサBの面々。両インテリオールも積極的に前に出てボールを奪いに行きます。

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バルサBボール非保持時

インテリオールはやはり奪いに行く守備を徹底されているようですね。リキがあれだけ執拗にボールを奪いにいくのと、この試合の2人の守備挙動は重なるところがありました。その分、アンカー脇のスペースは手薄になりますが、そのリスクは上等なのでしょうか。

バダホスはCFの9番の選手へのロングボールが目立ちました。そのセカンドボールを内側に絞ったサイドハーフまたはボランチが拾って二次攻撃に繋げるというパターンは確認できました。ボランチはあまり前に出ることなく、サイドハーフが内側に絞り、ストライカー2枚と連動してゴールを狙います。SBは高い位置を取り過ぎない程度に出てきます。

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リトリートは4-5-1

バルサBは自陣に侵入されると4-1-4-1または4-5-1でがっちりブロックを築きます。ミソはきっちり両ウイングが戻ってくること。ここは試合を通してサボらずにやっていましたね。これは当たり前なことではありません。彼らの先輩であるバルサトップチームは酷いときは4-3ブロックで守ってますから笑。

がっつり引くときは引くので、ロングカウンターはあまり見られませんでした。ボールを奪ったら縦に急ぐのではなく、まずはボールをコントロールしたいところですし。

 

■試合展開・雑感

試合としてはバルサBがボールを保持するものの、なかなかゴール前の決定機には繋がらないもどかしい展開が続きます。負ければ終わりの一発勝負ということもあってか、崩しきるより先にクロスを入れたり、ミドルシュートを放つ場面が多かったですね。

しかし、よくよく見てみるとバダホスの守備には欠陥がありました。特にリトリート時の中盤のラインがガタガタだったのです。両ボランチはクロス対応でDFラインに吸収されがちで、ボールサイドと逆のサイドハーフは内側に絞る意識が希薄でした。要するに、中盤中央の守備が思ったより手薄だったのです。

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意外とスペースがある

例えばここにマイナスのボールを送ったり、このスペースでマナイやモリバがボールを引き出して前向きでプレーをすると得点の匂いは増したのではないかなと思います。サイドから崩す意識が強かった分、相手を外に引っ張って内側を突く!という意図があるだけで相手にダメージを与えられる可能性は大いにあると感じました。

トップチームの苦戦する試合は中央突破に固執してサイドを全く使えない時なのですが、Bチームはその逆でもう少し中央のレーンにボールを送り込みライン間でプレーする選手が出てくると面白いのかなと。まあこれに関してはリキの不在が大きいのかもしれませんね。リキがいたらバイタルエリアで無双しそうな気はしました笑。

結果的に相手のブロックの外側でのボール回しが増えてしまった印象です。マナイはヘディング強そうではあるものの、182cmとそこまで身長が高いわけでもないので、やはりもう少し中央への縦パスがあったら面白いなと思いました。もしかすると離脱中の安部がいたら変わったのかもしれません。

また、気になったのは左サイドに比べると右サイドへの配給が少なかったところ。アンカーのオレジャナの配給は左に偏っていました。スピードのあるアキエメと突破力のあるコンラッドを活かしたい意図があったのでしょうが、もう少し右からの攻めがあってもよかったかなと。右ウイングのマテウスはパフォーマンスが悪いというよりも、ボールに関わる頻度が少なかったですね。

右SBのモレールはそれほど目立ちませんでしたが、時折見せた内側へのドリブルは光っていました。彼は結構中央への意識を持っていていいなと思いましたね。後半の終盤からインテリオールやっていましたし、なんかセルジ・ロベルト感のある選手ですね笑。

そして、全体としてトップに比べるとミドルシュートが多いのは素晴らしいですね。特にモンチュはいい大砲を持っていますね。トップの中盤の選手たちに見せたいシュートを放っていました。

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39分、バルサBのビルドアップのミスを突き、バダホスが先制に成功します。ここまでビルドアップはリスク排除で細心の注意を払っていただけに残念でした。バダホスのカウンターは見事でした。特にサイドハーフがカウンターで出て行くスピードはこの試合を通して脅威でした。

バルサBは試合を通してクロスを上げ続けるものの、なかなかゴールに迫ることができません。選手交代で変化をつけようとするものの、バダホスの守備は崩れず。最終的にはCBのミンゲサを投入し、アラウホを最前線に上げて、パワープレーを試みます。

すると、その直後です。コンラッドからのクロスをマナイがヘディングで叩き込み、同点弾を挙げます。試合を通して継続的に上げてきたクロスがようやく実った形で、バルサBが後半終了間際に同点に追い付き、延長戦へ。

延長に関しては、バルサBの選手たちの疲労の色が濃く、かなり押し込まれてピンチを招きましたが何とか無失点に抑え、PK戦に。PKではペーニャが1本目を止め、バルサBの選手たちは全員きっちり成功。チーム一丸の勝利で、決勝進出を果たしました。

 

■まとめ

トーナメントは結果が全て。この試合の内容自体はチームとして満足いかないものだったかもしれません。しかし、多くの主力が不在、ピッチコンディションが悪い中でよく勝ち切りました。選手たちの頑張りには心が揺さぶられましたね。バルサBの課題的なものも書きましたが、選手たちは与えられた状況の中でベストを尽くしていたと思います。選手たちの闘志には心揺さぶられました。

今季初めてのBチームのレビューでしたが、いかがだったでしょうか。正直知識不足のなかで書いたので自信はありませんが、その分より客観的なレビューは書けたのではないかと思います。是非感想ください!

次は、決勝。日本時間の27日3:00キックオフだそうです。ここまで来たら是非昇格を勝ち取って欲しいですね!応援しましょう!

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。