こんにちは!Hikotaです。今回は明日に迫ったリーガ再開に向けて、色々と状況を整理していきたいと思います。その上で、残り11試合を観る上でのポイントや展望もお話していきたいと思います。さらっと書くので、予習に是非どうぞ!
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1、リーガの日程と状況確認
日本時間の6月12日早朝5時のアンダルシアダービーをもって、リーガが再開します。いきなりダービースタートは熱いですね。バルサの試合は、6月14日の5時からのマジョルカ戦が再開初戦となっています。
リーガの日程としては、約5週間で11試合をこなすという中々な鬼畜日程となっています笑。単純に1週間に2試合ペースが5週続くわけですから、選手への負担は半端じゃないと思います。ましてや3か月もリーグ戦が中断していたので、選手たちのコンディションは本当に心配ですね。
ただ、バルサの状況としては予断を許しません。2位マドリーとの勝ち点差は僅かに2ポイント。1試合で順位がひっくり返る状況ですから、取りこぼしは最小限に抑えたいところ。ということで、ここでバルサとマドリ―の今後の日程を確認しておきましょう。
雑に携帯のメモに打っただけなので、見づらくてすみません笑。改めて、日程が鬼畜です。中2~3日がスタンダードですからね~。アトレティコ、セビージャとの試合が残っている分、バルサの方が若干苦しい日程に見えますが、マドリ―もCL圏内を目指すヘタフェ、バレンシア、ソシエダ戦があるので、厳しいですよね。
ただ両チームとも、33節まででCL圏内を争う上位陣との試合は全て終えるので、その時点で勝ち点差がどうなっているかがカギを握りそうですね。まあ今季で言ったらバルサもマドリ―も下位チームとの試合での取りこぼしが目立つので、一概には言えませんが笑。個人的には33節・34節が両チームともに優勝争いの鍵を握ると予想しています。ここが天王山ですね。
ちなみに残り試合は無観客試合になるということで、ここも大きなポイントですよね。アウェーでの圧力がなくなる分、無観客試合はアウェーに弱いバルサにプラスに働くような気がしていますが、果たしてどうでしょうか。
2、交代枠5人、ローテーションはどうなる?
中断前と大きく変わった点として挙げられるのが、交代枠の拡張。選手たちのコンディション面への負担を鑑みて、特別措置として従来の3人から5人に変更になっています。これは結構大きな変化ですよね。単純にフィールドプレーヤーの半数を入れ替えることができるわけですから。
サッカーでは交代で流れが変わることがしばしばあります。その機会が両チーム合わせて最大10回あるわけです。ここは監督の腕の見せ所ですね。上手くこの5枚の交代枠を使ってチームに変化を与えると共に、主力選手も適度に休ませたいところではあります。
これだけの過密日程ですから、固定メンバーで戦うのは絶対に無理でしょう。しかし、バルサには交代させにくいアンタッチャブルな選手(メッシ、ピケ、ブスケツ、スアレス、テア・シュテーゲンなど)がいて、これらの選手がちゃんと休めるのか心配なところではあります。恐らくこの日程であれば、数年前のマドリ―のようにAチーム、Bチーム作ったほうが有利ではあるでしょうから。
まあこれは非現実的にしても適度に選手を入れ替えられるのが理想的。ただ、前述した通り、優勝に向けて予断を許さない状況ではあるので、ローテしたいけど、暢気にローテはしてられない!が現場の本音かもしれません。
気になるのはメッシのコンディション。マジョルカ戦には間に合いそうですが、コンディションが上向かず度々グループ練習を欠席しているようです。右足の内転筋に痛みを訴えているようですが、心配ですね。勿論、優勝に向けてメッシの力は必要不可欠ではあるものの、この年齢での無理は選手生命を左右しかねません。
メッシのコンディション次第では、出場機会を制限し、彼抜きのオプション構築も検討すべきかもしれませんね。その場合、鍵を握るのはグリーズマンでしょう。グリーズマンとスアレスの相性は悪くありませんし、メッシ不在となれば彼にやってもらうほかありません。
他の選手としてはウンティティとセメドのコンディションが危惧されていますかね。デンベレはお馴染みの離脱中。スアレスはちゃんとドクターから出場許可をもらったようで、残り11試合大爆発してほしいですね!
できればこの過密日程+交代枠5枚でカンテラーノの起用が増えたら嬉しいですが、セティエンとチームにそこまで余裕があるかどうかはちょっと分からないですね。アラウホ、リキ、コジャドあたりにチャンスが回ってくるでしょうか。
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3、マジョルカ戦の展望
最後にマジョルカ戦の展望だけ書いて終わりにしましょうか。普段はプレビューを書きませんが、せっかくの機会なので。
マジョルカの方は、前節(といっても3か月前!)のスタメンを、バルサはそれっぽいメンバーを選んでおきました。
マジョルカは前節エイバル戦で、5バックシステムを導入。残留争いのライバル相手に2-1で勝ち切り、勝ち点3を手にしました。バルサとの試合で5バックで挑んでくるかは定かではありませんが、前回対戦で4バックで挑み、ボコボコにされているので、5バックで手堅く来る可能性は大いにあるでしょう。
エイバル戦、『WhoScored』の配置ではマジョルカの布陣は5-3-2となっていましたが、実際、ボール非保持時は5-4-1の時間帯が多かったです。まずはしっかり後方にブロックを築くというのが基本ですね。結構SHの負担が重いような印象は受けました。
ボール保持時は、というか攻撃はかなり左サイドに偏っています。ロングボールもほとんどクチョ・エルナンデスもしくは左に開いたブディミールに対するものがほとんど。特筆すべきは久保建英のポジショニング。左サイドにボールがあるときに、逆サイドで待つのではなく、むしろ左サイドに移動し、クチョやブディミールとの連携でゴールを目指していました。
チームとして左サイドで密集を作り、打開を目指す+ネガティブ・トランジションでの即時奪回は共通意識としてありそうです。その分、逆サイドが空きがちなので、バルサとしては素早い展開でマジョルカの嫌なスペースを突けるかどうかが1つの焦点になってきますね。
バルサはこの試合ラングレが出場停止。代わりにウムティティがCBに入りそうですが、コンディションは大丈夫なのでしょうか。場合によってはアラウホがチョイスされるかもしれません。恐らく議論になりそうなのがインテリオールの人選。
スアレスが戻ってきましたし、右インテリには普通にラキティッチかビダルが起用されそうな気はしますが、その場合ベンチに座ることになるのは恐らくアルトゥール。中断期間散々放出の報道が出て、「残留宣言」までした彼ですが、今季の残り試合の出場機会が制限されるようなことがあれば、その思いも揺らいでしまうかもしれません。
個人的な願望はスタメンこれで、後半からメッシ+ビダルだったりはします。メッシには無理はさせたくないですし。多分、マジョルカは後ろにブロック作ってスペースを消してくるはずなので、前半はグリーズマン+アンス(ブライスワイト)でかき回して満を持して神登場。まあそんなに上手いこといきませんけどね笑。
どちらにしてもマジョルカは現在、降格圏内の18位。残留に向けて死に物狂いで勝ち点を取りに来るのは間違いありません。ここはしっかりと勝ち切っていいスタートを切りたいところですね。応援しましょう!楽しみ。
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