こんにちは!さあさあ、今日はこんな企画をやってまいりたいと思います。もし僕がFCバルセロナの監督(もしくは会長)だったら、20-21シーズンに向けてどのような補強をするのか、そしてどのようなプランで1年間を戦うのかを書いていきたいと思います。あくまで来シーズンが通常通り行われるという前提のもとに記事を進めますね。
こういう記事ってものすごく書くの楽しいんですけど、リスキーですよね笑。絶対万人受けしないですし、色々サッカー観がバレてしまうので。こいつ全然わかってねえじゃんwwとか思われそうですし笑。ただ、今回リクエストを頂きまして、せっかくの機会なので書くことにしました。少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
記事の中で、「この選手を放出して~、この選手を獲得する!」的な記述が多くなってしまうと思います。そのため、一部の人には不快感を与えてしまうかもしれません。あくまでこの記事内でのテーマなので、僕がこの選手は絶対に放出すべき!だとかこの選手は獲得できるでしょ!と思っているわけではないので、そこはご了承ください。
■コンセプト
とりあえずまずはコンセプトから話しましょうか。20-21シーズンのHikotaバルサは「2021年の大改革を前提とした下準備」を目標にしたいと思います。2021年には会長選挙があります。結果がどうなるのかは分かりませんが、その結果がチーム作りに大きな影響力を与えるのは間違いありません。
つまり、大改革を起こすべきは、2021年以降であり、今夏ではありません。そのため、メッシは勿論のこと、ピケやブスケツなどの重鎮ベテラン選手の放出もNG。ドラスティックな変化は起こさず、あくまで現状の「メッシ中心」のサッカーを維持しながら、次世代に向けた準備をするのがベターでしょう。
一番避けたいのは、今夏獲得した選手が、2021年の改革によって必要な選手から、要らない選手になってしまうこと。これでは補強する意味がありません。そのため、今夏は汎用性の高い選手の獲得を目指したいと思います。どのような方針になってもある程度計算の立つ選手がいいですね。
僕の補強の基本方針は「バルサのカンテラから排出されない類の選手を獲る」です。かつ緩やかな世代交代が進められるよう22~27歳あたりの選手が望ましいでしょう。狙うのはあくまで即戦力。繰り返すようですが、現実味と金額は度外視しますよ笑
また、「メッシ中心」のサッカーと言いましたが、当然マイナーチェンジは必要です。彼も今年33歳を迎えて徐々に無理が利かなくなってきました。相手の研究も年々進んでいますから。それも踏まえて考えていきたいです。
■現状分析
一旦、まずは現状整理です。トップチームのメンバー+よくトップチームに呼ばれるBチームの選手で構成しています。序列は僕の適当な判断で決めました。頭数としてパット見で足りないのがストライカーとアンカーのポジション。アンカーはフレンキ―、ラキティッチで、ストライカーはブライスワイト、グリーズマンが一応対応可能ではありますが。
まあ、ただこれ以上、選手の数が増えるのも考え物です。トップの選手層が厚すぎるとBの選手は本当にノーチャンスになってしまいますから、敢えて層を薄くしておくことも、バルサのチーム作りを考える上で重要です。ということで、今回は放出選手と補強選手は同数とします。
とりあえず僕が現時点のバルサで問題としている所を、3つ挙げたいと思います。別に3つだけでもないのですが、今回戦力的に改善したいところを3つ。
1、メッシの右ウイング
2、CFスアレスに代わる選手を
3、CBの機動力不足
1、メッシの右ウイング
何度かブログで言及していますが、メッシのスタートポジションは少々議論の余地があるのではないでしょうか。メッシは設定としては右ウイングですが、実際はほとんどの時間中央にいます。そのため、ボール保持時も非保持時もその穴を埋める必要があるのです。
そして、その分中盤(右インテリオール)や右SBに大きな負荷がかかってしまいます。特に右インテリオールには複雑なタスクが課されてしまい、ラキティッチやビダルなどの経験豊富かつフィジカル的に無理が利く選手が重用されてきました。フレンキ―もポテンシャルとしてはこのタスクがこなせそうですが、ちょっと勿体ないなと思います。
これが現陣容で純粋なボールプレーヤーをインテリオールに置きづらい理由ではあるわけです。何でラキティッチとかビダルなの?って思いがちなんですけどね。この要素は大きいです。どうしても戦術的に多様なタスクが担える選手がメッシの相方としては好ましいなと。
であるなら、最初からメッシを真ん中のポジションに置くことを前提として、右サイドハーフも難なくこなせる選手を置く。つまり中盤逆三角形の4-3-3から、正三角形の4-2-3-1への意識を強める。そしてメッシをトップ下のような位置に置き、少しずつプレーエリアを限定していくような働きをするべきではないでしょうか。
2、CFスアレスに代わる選手を
ここは本当に悩みました。悩みましたが、メッシをトップ下のような位置に置くのであれば、決断せざるを得ません。スアレスの凄みは理解しています。メッシと最高の関係を築き、安定してゴールやアシストを決めてくれる彼に代わる選手など殆ど存在しないでしょう。
しかし、やはり。現代サッカーにおいて33歳のツートップを来季も続けるのはどうなんでしょう。改革の2021年まで続けるのも1つの手ではありますが、メッシシステムのマイナーチェンジの1つとしてここは新しい風を吹かせるべきではないでしょうか。より若くよりエネルギッシュな選手をストライカーとして据えたいという思いがあります。
ストライカーは、やはりバルサのカンテラからあまり排出されないポジションの1つです。ここはどのみち、外部からの補強に頼りたいこと。どうせなら早い方がいいです。ここは今夏にも補強をしておきたいですね。
3、CBの機動力不足
意外かもしれませんが、僕が問題視しているのはこのポジション。特にセティエン体制になってから、よりボール保持にこだわるようになってからCBの機動力不足が気になるようになってきました。やはりボールを握るチームは後方に大きなスペースが生まれてしまうため、CBの走力はカウンター対策に不可欠ではあります。
ピケ、ウムティティ、ラングレで構成されるバルサのCB陣は量、質ともに充実しているものの、対人で圧倒的な強さを見せつけるタイプはいないのが現状です。ピケ、ラングレはビルドアップ、空中戦では圧倒的な強さを見せるものの、オープンスペースでスピードに乗ったアタッカーへの対応はどちらかと言えば不得手。ピケは見た目ほど苦手ではありませんが、物理的なスピードはやはり物足りないですね。
ウムティティは2018年のロシアワールドカップでの負傷以降、精彩を欠いたままです。それまでの2年で見せていた相手を圧倒するような凄みが見られず、離脱と復帰を繰り返しています。ということで、CBの補強は必要になってくるのではないかというのが僕の意見です。
■放出選手は誰?
さて、以上を踏まえて放出選手を決めなければなりません。妄想企画でのルールとはいえ、現チームから放出選手を決めるのはちょっと辛いものがあります。悩みに悩んで、3人の選手を決めました。断腸の思いです。本当は誰も放出させたくなかったのですが、そうしなければ記事になりませんから仕方ありませんね。
もう察しがついている方が殆どだと思いますが、今回はこの3人をチョイスしました。
・ウムティティ
・スアレス
うーん、全員好きなので嫌ですが、致し方ありません。ウムティティは先述した通り。CBのタイプとしては今の3人の中で一番好きなものの、ここ数年のパフォーマンスと出場頻度は看過できるものではなくなりつつあります。スアレスも前述した通り、貢献度と実力は申し分ないものの、てこ入れはしたいところです。
そして、ラキティッチ。この5年間メッシの影としてチームを支えた貢献度を見逃せません。メッシが右ウイングとして出場し続けることができたのも彼の能力と献身によるものが大きいです。しかし、今シーズンのパフォーマンスと、近年ファンとの関係が急速に悪くなっているのは見逃せません。彼に相応しい花道があることを今も願っていますが。
え?デンベレじゃないの?という声もあると思います。僕の補強3選手を予想してくださった方でもデンベレの名前を挙げている人は多かったです。まあぶっちゃけデンベレは、この3年間稼働率も低いですし、期待に応えたとはとても言い難いです。放出すべきなのかもしれませんが、正直あんまり放出する発想はありませんでした笑。買い手がつくとも思っていなかったですし。とりあえず残しとくかみたいな笑。
というわけで今回はこの3選手をチョイスしました。この3選手を抜き、かつ前述した4-2-3-1寄りにシステムを改変すると・・
ちなみに、来夏の加入が決まっているトリンコンも入れておきました。まあ、彼の実力と立ち位置は未知数なので、参考までに入れておきますね。即レンタルの可能性も否定できないですが、3100万€もの移籍金で加入していますからクラブの期待は大きいのかもです。
さて、この中で、僕の中でスタメン当確と呼べるのは、
・ピケ
・ブスケツ
・フレンキ―
・メッシ
あとは議論の余地があるのかなと思います。それも踏まえて後編で具体的な補強選手について見ていきたいと思います。既に予想されている方もいらっしゃいますが、この記事を踏まえて誰なのかまた考えてみてください。3人全員当てたら本当にすごいと思います笑。
では、前編はこの辺で終わりたいと思います。是非是非、Twitterやブログにコメントお待ちしています!
最後までお読みいただきありがとうございます。