はい、こんにちは。この記事は軽い気持ちでお読みください笑。バルサを応援している方々の現在の大きな関心事の1つはネイマール復帰の是非ではないでしょうか。Twitterでは復帰賛成派・反対派による意見の主張・交換が頻繁に行われています。僕もTwitterの投票機能を利用してアンケートを取ってみました。
僕は彼がマドリーに行っても何も思わないくらいネイマール復帰は悪手だと考えていますが、皆さんはいかがでしょうか。
— Hikota (@BarcaHikota) August 12, 2019
復帰派の方々に聞きたいのは中盤の豊富なタレントを犠牲にしてまで復帰を望まれますか?例えばの話、それがリキやアルトゥールの流失に繋がるとしても。
是非リプでご意見ください
さて、ネイマールは本当に来るのでしょうか。来るかどうかと同じくらい気になるのは、もし復帰が決まった場合、バルサはどのような形でネイマールを組み込むのだろうかというところです。ということで今回はネイマールが実際バルサに復帰した時に、バルサがどう戦うのか、どう戦うべきか考えていきたいと思います。
※本記事は半分ネタ、半分大真面目で書きます。そのため、人によっては不快に思われる方がいらっしゃるかもしれません。ご了承ください。あくまで僕の妄想なので笑。
■「ファンタスティック・フォー」の結成
さて、実際にネイマールが来るとなるとまず考えなければならないのが前線の構成でしょう。エースのメッシはもちろんのこと、ネイマール、大枚をはたいて買ったグリーズマンは起用せざるを得ないでしょう。チームに残留する以上スアレスも絶対的なレギュラーとして扱われるのではないでしょうか。
前線の構成はこのような布陣がバランスがいいでしょうか。メッシはグリーズマンとポジションを入れ替えながら、自由に動き回ります。ネイマールは左サイド、スアレスは中央でしっかりと仕事をしてもらいましょう。
MSN+グリーズマン。数年前にサッカー界を沸かせたドルトムントの4人組が偽物に見えるほど、破壊的な「ファンタスティック・フォー」ではないですか、これは。MSNの魅力的な連携はエンリケ時代の3年間で証明されていますし、グリーズマンは気の利く選手ですから、上手く3人とも連携できそうな予感があります。
この4人の破壊力はサッカー史に残るものになるかもしれません。期待感は高まるばかりです。さらにはベンチには1億€以上で購入した期待のデンベレも控えるという最強の攻撃陣です。誰かがケガしても安心ですね。
■中盤以下の構成は?
さて、前線で4枠使うとなると、フィールドプレーヤーは残り6枠。バルベルデが3バックを使うとはあまり思えないので、普通に考えれば中盤2枚、DF4枚でしょうか。つまり4-2-3-1のようなシステムになるのが濃厚でしょうか。
トップチームの現有戦力+ネイマールで考えるとこのようになりますかね。うーん、なんだか人員整理が必要な感じですねえ。そもそも前線に4人起用するのであれば、中盤の選手たちに必要とされるのは広大なスペースを走り回るスタミナと走力、的確なカバーリング能力、対人・空中戦での強さなどです。
DFラインは前線に駆け上がるよりも、まず守備力第一。前線の選手に手数をかけずにボールを渡すためにそれ相応のフィード能力も求められてきます。崩しは基本的に4人に任せるので中盤・最終ラインの4人は、バックパスの受け皿及びネガティブ・トランジションに細心の注意を払える人材が好ましいでしょう。
ということでこれらの条件を明らかに満たさないであろうブスケツ、アルトゥール、アレニャ、アルバは放出しましょう。4人で攻め、6人で守る新生バルササッカーには彼らのような選手たちはまるでマッチしません。チームのためにも本人たちのためにも放出がベターでしょう。ついでにカンテラの星であるリキ・プッチも流失させちゃいましょう。使いどころがありませんから。フレンキ―は一応今シーズン獲ったので残しておきましょう。
はい、人員整理を行ったうえで、スタメンを最適化したところこのようになりました。中盤には機動力のあるビダル・ラキティッチを起用します。左サイドバックにはユムティティを起用し、守備力を強化。両サイドバックにはウイングを追い越すことプレーを禁止にします。
■さらに補強すべき2選手
しかし、この布陣だとまだ心もとないような気がします。特に中盤のラキティッチとビダルはオーバー30ですから負担をかけすぎるのはいかかでしょうか。やはりMSNはさほど守備貢献はしないでしょうし、グリースマンは頑張ってくれそうですが、タスクが多すぎて難しそうです。ということで中盤強化のためにここで僕は2選手の獲得を強く希望します。
1人目はチェルシーのカンテです。皆さんご存じのあのカンテをFCバルセロナに迎え入れたいと思います。彼の無尽蔵のスタミナと広範囲にわたるカバーリング能力は是非新生バルサに欲しい能力です。交渉は難航しそうですが、チェルシーのランパード新監督は積極的に若手を起用していきそうな雰囲気があるので、チャンスはあるかもしれません。
一部のファンから「バルサらしからぬ選手」とお𠮟りを受けそうですが、ご安心ください。バルサらしいサッカーなどするつもりは毛頭ございません。あと、昨シーズンポジショナルプレーの信奉者であるサッリ監督の薫陶を受けているのでなんか大丈夫な気がします。
2人目はレアル・マドリーのカゼミーロです。はい、禁断の移籍です。しかし、彼の守備力の高さ、カバーリング能力は是非とも欲しいのでここは札束を突っ込みましょう。禁断の移籍ですし、マドリ―にとって不可欠な存在ですので、こちらの交渉も厳しいものになるかもしれませんね・・。
しかし、そこはこれまでユーロを積むことでいくつものビッグ・ディールを実現させてきたバルトメウ以下現執行部の手腕に大きな期待を寄せていきましょう。後腐れないように選手のトレードはありかもしれません。久保建英を譲ったじゃんとばかりに泣きつくのも悪くないでしょう。本人はセレソンのエースであるネイマールに口説き落としてもらいましょう。
こちらの方がカンテよりも異論が噴出しそうですが、そこは世論を押し切る決断を期待したいところです。コパ・アメリカでアルトゥールとボランチでコンビを組んでいたので、クレの好感度が高まってきている可能性も否定はできませんね!
彼等のようなスペシャリストを獲得できれば、より説得力を増したチームになるのではないでしょうか?
GKはテア・シュテーゲン一択です。昨シーズンよりも確実に忙しくなるでしょう。両CBは空中戦に強く、フィード能力が高いピケとラングレに任せ、SBには対人守備の強いユムティティとセメドを配置します。中盤はカンテとカゼミーロが2人で切り盛りし、疲れれば、ビダルやラキティッチを投入します。前線はスター4人で構成。
前線及び最終ラインの層の薄さは気になりますが、金銭的にこのあたりが限界でしょう。まあ特に前線の4人はスタメン固定でしょうから、これ以上人数を増やしても仕方ないかもしれません。いざという時に備えて万能のセルジ・ロベルトはチームに残しておきます。
■戦い方
カウンター一択です。相手を自陣の深い位置まで誘い込んで敵陣にスペースを作った状態でのロングカウンターが鉄板でしょう。前線の4人はスペースがあれば何でもできます。「自陣で15本のパスを繋ぎながらチーム全体で前進する」?いやいや、前線への1本のパスで十分です。「ポゼッション率」?そんなの勝敗に何の関係もありません。
志向するのは、6人で守り、4人で攻める完全な攻守分業サッカーです。6人には馬車馬のように走ってもらいますが、それは4人が輝くためです。厳しい状況に追い込まれることもあると思いますが、それに耐えうるだけの選手たちを集めました。ボールを奪ったら素早く前線にパスを供給してもらいましょう。
前線の4人は必ず結果を残してくれることでしょう。彼らであれば、リバプールやシティといったCL優勝候補の堅固な守備陣さえも簡単に破ってしまえそうです。念願のCL制覇が果たせるかもしれません。
万歳!カウンターサッカー!万歳!攻守分業!万歳!MSN!
こんなFCバルセロナ、あなたは見たいですか?
最後までお読みいただきありがとうございました。